『速くなるためのヒント』から筋トレ関連記事だけを集めました。日々の練習にご活用ください。
◆マッスルメモリー(筋肉の記憶)のメカニズム 2012.04.12
参考文献:比嘉一雄解説・「”筋肥大”の基礎知識」・『
トレーニングマガジンン Vol.21 』・P84
ベースボール・マガジン社
参考URL:石井直方のPyhsical Training・『筋の記憶力?』
http://www.webleague.net/information/coach/qandadet.php?qandaid=655&teachid=3 肉体改造研究所・『マッスルメモリーとは?』
http://www.know-dt.com/TrainingARC/abtrain3/020_memory.html 加圧トレーニング・『マッスルメモリー(筋肉の記憶)というのはご存知ですか?』
http://www.kaats2.net/2010/12/muscle-memory.html
マッスルメモリー(筋肉の記憶)という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは「トレーニングを長期間中断し、筋力や筋肉量が少なくなっても、練習を再開すると以前の筋力・筋肉量まで比較的早く戻せる」というものだ。例えば、落車の怪我の影響で3か月練習できず、3年かけて鍛え上げた足の筋肉がゲッソリ細くなってしまったとしても、元のレベルまで戻すには(3年でなく)半年で済んだ、といったケースが該当するだろう。これはスポーツ選手の間では昔から経験的に知られていたものの、その仕組みは長い間よくわからなかった。しかし2010年に動物実験によって「マッスルメモリー」の存在が確認され、そのメカニズムが解明されつつある。今回は、現段階でわかっているマッスルメモリーのメカニズムを『
石井直方のPyhsical Training』や『
トレーニングマガジンン Vol.21 』を参考に紹介する。
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◆筋トレの目的別・負荷強度・回数の目安 2012.02.29
参考文献:石井直方著・『トレーニングをする前に読む本』・P171~172・講談社+α文庫
自転車でのトレーニング以外に「筋トレ」に取り組むかどうかについては様々な意見があるが、各自の好みや「補強すべき重点ポイント」次第で練習計画に組み込むのも一案だろう。しかし「筋トレ」と一言でいっても、「筋肉を増やさずに筋力の向上だけを狙うか」「筋肉量を増やし筋力増強を狙うか」「筋持久力の向上を狙うか」といった練習目的によって、かけるべき負荷強度や回数がかなり違ってくる。今回は『トレーニングをする前に読む本』を参考にした「筋トレの負荷強度・RM・トレーニング効果」の一覧表を紹介する。
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◆低ケイデンス・ペダリング・トレーニング 2012.02.28
参照URL:biketrainingtips.com・『Great training sessions #5: Low cadence pedalling』
http://www.biketrainingtips.com/2011/08/great-training-sessions-5-low-cadence.html
60rpm以下の低ケイデンスで重いギアを回すトレーニングは、基礎~強化期間に行うとよいトレーニングとして多くのコーチがすすめるメニューのひとつだ。今回は「
LTインターバル」や「
30-30インターバル」など、参考になるトレーニング・メニューが多数掲載されているbiketrainigtips.comでおすすめしている「低ケイデンス・ペダリング・トレーニング」の行い方や注意点を紹介する。
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◆フォース・レップス(坂での筋トレメニュー) 2012.02.06
参考URL:参考URL:biketrainingtips.com・『Great Training Sessions #9: Force Reps』
http://www.biketrainingtips.com/2012/01/great-training-sessions-9-force-reps.html
基礎期間は、持久力の養成とともに筋力アップ用のトレーニング・メニューを行うのにも最適な時期だ。筋力アップにはウェトレのようにジムで行う方法もあるが、自転車上で行う方法もある。今回は、biketrainingtips.comを参考に「坂で行う筋トレメニュー」を紹介する。
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◆高強度トレーニング後の回復促進に有効といわれる「アイスバス」 2012.01.11
参考文献:SAGE ROUNTREE・『THE ATHLETE'S GUIDE TO RECOVERY』・P102~105・velopress
参考URL:Sports Medicine・『After Exercise - Does an Ice Water Bath Speed Recovery?』
http://sportsmedicine.about.com/od/sampleworkouts/a/Ice-Bath.htm
YouTube
『Runners Ice Bath Therapy for Tired Worn Out Expo Legs Running Skirts
Behing the Scenes 』
http://www.youtube.com/embed/MqnIDxtrgoE
YouTube・『Ice Bath Recovery with iCool_Dan Hugo Professional Triathlete
』
http://www.youtube.com/embed/LH3AtPhNACs
「高強度練」や「レース」でかなり高い負荷がかかった場合や「筋トレ」「ランニング」をした後に、筋肉が腫れ激しい筋肉痛に襲われることがある。このようなケースで「回復を早め筋肉痛をやわらげる効果がある」といわれている方法に「アイスバス」がある。
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◆筋肉の増減がパワーに与える影響のシミュレーション・シート 2012.01.09
参考文献:ふじいのりあき著・『ロードバイクの科学』・P125・スキージャーナル株式会社
参考URL:進化論から進化学へ・『ニック・レーン「ミトコンドリアが進化を決めた」』
http://amateurd.blog46.fc2.com/blog-entry-106.html
Sooda!・『筋肉量の計算』
http://sooda.jp/qa/105564
これまで体重が増えたことで、パワーが増加した経験をした人は多いのではないだろうか。これは次のような理由によるものだ。
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◆ロード・レーサーに有効な筋トレ「ランジ」 2011.12.19
参考文献:DOYLE&SCHMITZ・『weight training for CYCLISTS』・P118~119, P190~191・velopress
シャノン・ソブンダル著・田畑昭秀訳・増田恵美子訳・『サイクリング解剖学』・P196~197
ベースボール・マガジン社
参考URL:YouTube
『フロントランジ』・
http://www.youtube.com/watch?v=DMYdpv_s2h0
『ダンベルランジ』・
http://www.youtube.com/watch?v=PWuWtZoVUrI&feature=relmfu
ザ・バルクアップ トレーニング・『ダンベルランジ』
http://www.bulkup.jp/training-event/leg/tore-07.html
自転車の推進力を生み出すのは主にダウン・ストローク(踏み足)だ。今回は、大臀筋と大腿四頭筋を中心としてこの「踏み足」の筋力を高めるのに有効な筋トレ「ランジ」を紹介する。
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◆バーベル・スクワットは自転車競技関連のウェトレの中でも極めて重要 2011.11.22
参考文献:シャノン・ソブンダル著・田畑昭秀訳・増田恵美子訳・『サイクリング解剖学』・P182・183
ベースボール・マガジン社
参考URL:【筋トレ】○○を無駄にしない肉体改造Blog【ダイエット
http://muda2471.blog111.fc2.com/blog-entry-68.html
筋トレ&ダイエット HOME BODY GYM・
http://homegym-training.com/training/training1_02.html
YouTube:トラック競技選手(
アンナ・メアーズ)のバーベル・スクワット動画
http://www.youtube.com/watch?v=gDbVW_kRPJs&feature=related
トラック競技と違い、パワー・ウェイト・レシオが重要となるロード・レースでは筋肉量の増加がかならずしも競技力向上につながるとは限らない。実際にプロの中には筋トレをしない選手も多い。しかし明らかに筋肉が細く絶対的な筋力に欠けているのがレースでの弱点になっている場合や、爆発的なスプリンと力や短い坂を上る時のパワーを向上させたい場合には、オフシーズンを中心に筋肥大を意識したウェトレが効果的なケースもある。数ある筋トレのなかでも「自転車の推進力を生み出す筋肉の発達を促すのに最も効果的」といわれているのが、バーベル・スクワットだ。
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◆筋力の大きさよりも立ち上がりの速さが大切 2011.11.13
参考文献:長谷川裕著・『スポーツ動作と身体のしくみ』・P100, 101, 104, 105・ナツメ社
スポーツ全般にいえることだが、ロードレースでも重要になるのが筋力の立ち上がりの速さだ。最大筋力がいくら大きくてもロードバイクに乗っている時に、その限界まで発揮することはまずない。
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◆ロードレーサーが筋力トレーニングを行う際の注意点 2011.11.06
参考文献:Joe Friel著・『The Cyclist's Training Bible』・P184~187・velopress
研究結果によると、筋力アップはサイクリングにおける持久的パフォーマンスにプラスの効果があることがわかっている。しかし、不思議なことに持久的パフォーマンスが改善にするにも関わらず、筋力アップしても全身持久目安であるVO2max改善にはつながらない。これは一見、矛盾しているようにも思えるが次のような理由によるものと考えられる。
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◆筋パワーのピーク値は、最大筋力あるいは最大筋収縮速度のほぼ1/3で得られる 2011.10.25
参考文献:青木純一郎, 佐藤佑, 村岡功編著・『スポーツ生理学』・P32~33・市村出版
長谷川裕著・『スポーツ動作と身体のしくみ』,P102~103・ナツメ社
パワー・メーターで最高出力の計測にチャレンジしてみると、重いギアよりは比較的軽いギアを高速で回した時の方が高いパワーが出やすいことが実感できる。筋パワーは「力×速度」で定義されるが、力と速度は逆の関係にある。具体的には、スピードが速くなると力は小さくなり、力が大きくなるとスピードは遅くなる。筋パワーのピーク値を平均値としてみると、最大筋力あるいは最大筋収縮速度のほぼ1/3程度で得られることがわかっている。
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◆LSDのコツは走行距離を気にせずに楽に長時間走ること 2011.10.24
参考文献:浅井えり子著・『新・ゆっくり走れば速くなる』・P10~63・株式会社ランナーズ
桜井智野風著・『ランニングのかがく』・P141~143・秀和システム
言いたい法大・『よくあるLSD理論の勘違い』・
http://yamashin.client.jp/LSD.html
サイト名不詳・『LSD脂肪燃焼効率を高める』
http://members3.jcom.home.ne.jp/saroman_project/saroman-body(8).html
LIVESTRONG MODERATELY.さん・『Come on, Let's LSD』
http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2006/03/lsd_9103.html
LSDは、初心者にとっては「持久力を高める効果」が高く、レベルの高い競技者にとっても「高強度トレーニングの疲労を抜く」「コンディションを整える」「シーズン初期に高強度の練習を行うための土台を作る」といった意味で有効なトレーニング方法のひとつだ。
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◆「筋トレ」で使える強い筋肉を作るには「競技で必要な動きの練習」と組み合わせるとよい 2011.10.23
参考文献:谷本道哉著・『筋トレバイブル[アスリート編]』』・P40~41・ベースボール・マガジン社
竹谷賢二著・『バイシクル トレーニング ブック』・P180, P189・ベースボール・マガジン社
ロードバイクは筋力(筋肉が発揮できる"力"の最大値)の重要性が比較的低いスポーツであり、また筋肥大しすぎると上りで不利になってしまうので、筋トレの重要性は低い。しかし短時間しか練習できない時に体に効果的に刺激を与えられることや、弱点部分を集中的に鍛えられるので、その意味では効果がある。ただし注意が必要なのは「筋トレだけ」しかしなければ、「使えない筋肉」が無駄に増えてしまうリスクがある点だ。
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◆体重を増やさず最大筋力を増やすには1RMの90%以上が必要 2011.10.12
参考文献:長谷川裕著・『スポーツ動作と身体のしくみ』,74・81頁・ナツメ社
石井直方のPhysical Training:
http://www.webleague.net/information/coach/qandadet.php?qandaid=365&teachid=3
Laboratorism:
http://www.laboratorism.com/contents/?p=134
ロードレーサーにとって、体力面で最大の課題は、パワー・ウェイト・レシオ(W/kg:運動の各持続時間中に体重1㎏あたり何ワットを出せるか)をいかに上げるかだ。他の条件が同じであればパワー・ウェイト・レシオが高い選手の方が速く走れる。パワー・ウェイト・レシオを上げる方法は2つしかない。
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◆短時間しか走れない時の効率的な練習内容 2011.10.01
参考文献:山崎敏正さん・40歳からでも"楽苦しく"強くなる・『funride』2010年1月号・P32・㈱ランナーズ
ヒルクライム上達ガイド・『funride』2010年3月号・P46・㈱ランナーズ
「これはエエよォ」・
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-563.html
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-209.html
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-167.html
森本誠さん(談)
限られた時間の中で少しでも強くなるためには、なるべく効率よく練習することが大切だ。「日々の練習時間に応じて強度をコントロールし、筋力と心肺機能をバランスよく鍛えること」が大切だが、短時間しか練習できない時は外走りなら「筋力・筋持久力強化」に集中するか、ローラーで特定のエネルギー系(LTやVO2maxなど)にピンポイントで負荷をかけるのがベストといえる。
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◆ついた筋力は、つけた動かし方で発揮される 2011.09.15
参考文献:新潟大学 山崎健教授・生理学・運動生理学資料『筋力の科学』P21
URL:
http://yamaken.ed.niigata-u.ac.jp/~renraku/mslpower.pdf
杉晴夫[編著]・『やさしい運動生理学』・P76・南江堂
トレーニング効果には特異性があり、与えられた刺激に反応して体の適合が起こる(トレーニング効果が現れる)。つまり、トレーニングの強度や反復回数によってトレーニング効果は違ってくる。レースで筋肉がどう動くかは、ひとえにトレーニングでどう動かしていたかによるので、トレーニングで出したことのない高いパワーを長時間レースで出してしまうと、当然ながら足は終わってしまう。ピーキングの巧拙も当然関係するが、一般的にはトレーニングでできないことはレースでもできない(ただしレースの時だけ極端に強い人もごく稀にはいる)。
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◆筋肉痛 大切なのは予防策 2011.09.08
出展:日本経済新聞 分類:トレーニング
筋肉痛のメカニズムはまだ完全に解明されていないが、複数のメカニズムで起きている可能性が高い。その中でも運動後1~2日後に起きる痛みは、激しい運動で切れた筋繊維の破片を片付ける際に起こる炎症反応で、これにより筋肉が腫れ、腫れた筋肉同士がこすれ合って痛む。破片の片づけが終わり次第、筋肉の再生が始まる。筋肉痛は一度起きるとその後耐性ができるので、激しい展開が予想される練習やレースの前には、1週間前から1日おきにでも良いので少しずつ激しい動きを取り入れておくとある程度予防できる。
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