■ツールのパワーデータと比較してみよう（ツール・ド・フランス2011年19ステージとの比較）

今回はSRMのブログで公開されているパワーデータをもとにした、2011ツール・ド・フランス19ステージに出場した３選手のパワーデータを比較できるシート（Excel）を掲載しました。

パワートレーニングのおもしろいところは、パワーウェイトレシオを見ればそのひとの実力がだいたいわかることです。同じくらいの体重の選手であれば、ワット数を見るだけでもわかります。一緒に練習している時に、峠でライバルを千切った時、だいたい同じ体重と機材であれば、先に頂上に着いたあなたは310Wで、ライバルは300Wといった具合にパフォーマンスや実力がはっきり数字に表れます。

目標とする選手やライバル・チームメイトと比べてみると、「10秒のスプリント力をあと100ワット上げればゴールスプリントで勝てそう」とか「20分のパワーがあと30ワット上がれば、峠のタイムの20分切りできるな」といった具合に目標がより具体的な数字に落とし込めるところも良い点です。

今回紹介するデータは、これ以上はないという最強の比較対象ですが、人間鍛えればここまで強くなれるという証拠でもあります。「20分のパワーなら案外いい線いっている、あと30Wでツールレベルだ」といったことがわかるかも知れません。皆さんの体重と各持続時間のベストパワーを入力するだけの簡単なシートです。どうぞご活用ください。

　→2011ツールドフランス19ステージのパワーデータとの比較表（Excelシート）　
　　　参考情報：19ステージは有名な山岳コースです

　ステージの詳細記事はこちら→CYCLING TIME.com（日本語）　SRM blog（英語・オリジナル記事）

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