じてトレは、自転車トレーニングサポート専用サイトです。
本文へスキップ

速くなるためのヒント         

もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。

◆理想的な体脂肪率か簡単にチェックする方法 2011.10.27
参考文献:E・ボリセヴィチ著・『勝つための自転車レーステクニック』・P18〜19・並木書房
     今中大介さん・『ツール・ド・フランスとは』・InterMax
     http://www.intermax.co.jp/about-ture.html

ロードレースの本場ヨーロッパのプロ選手のの体脂肪率はひじょうに低い。特にツール・ド・フランスに出場する選手の場合は4〜6%まで落とす。ここまで体脂肪が低くなると、足をみるとはっきりと静脈や筋肉が見える。これはアマチュアのトップも同じだ。これは脂肪の重量が上りでの足かせになることを避けるためであるのと同時に、オーバーヒートを起こさないためでもある。

ロードレースで走行中、消費するエネルギーの3/4〜4/5(75〜80%)は推進力に変換されず、熱として発散される(例:250Wで巡航している時、750〜1,000W分は熱として放熱されている)。脂肪は断熱効果が高いことから、皮下脂肪が厚いと温度調整がうまくいかない。温度調整がうまくいかないとオーバーヒートを起こし危険であると同時に、水の消費量も多くなるので補給用のボトルも余分に必要になり重量的不利さが増すことにもなりかねない。

こういった意味からも体脂肪率は、ロードレーサーにとって気になる値だが、理想的なレベルかどうかを簡単にチェックする方法がある。それは、手の甲の皮膚をつまみ、その厚さを脚や顔など体の他の部分の皮膚をつまんだ時の厚さと比べるというものだ。手の甲の皮膚には脂肪はないので、その厚さと同じであれば、体脂肪率は理想的なパーセンテージにあるといえる。ただし、これは成人男性向けの手法であり、ジュニアや女性にはあてはまらない(これよりも体脂肪が高いのが適正)。



【広告】



パワー・メーターを使ったVO2maxの推定方法←次の記事を読む
前の記事を読む→ローラー用アタックの練習メニュー


                     <本件記事の参考文献>



TOP PAGE パワートレーニングバイブル おすすめブログ 速くなるためのヒント レース役立ち情報 パワー トレーニング情報 ダイエット方法 メルマガ登録 サービスリリース予定 運営会社 お問い合わせ 管理人ブログ 掲示板(相談室) サイクリストトレーニングバイブル 免責事項
無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS



じてトレ新サイトのご案内

 運営会社

OVERLANDER株式会社

〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6階
CROSS COOP内
TEL.03-5361-8639
FAX.03-6856-3385