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速くなるためのヒント
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もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。
◆一流ロード選手は一般人よりも筋肉量が多く脂肪量が少ない
2011.11.20
参考URL:REAL TRIATHLON
http://www.geocities.jp/resultri/crankcho/physique.html
意外かも知れないが、一流のロード・レーサーのBMIの平均値は21.3であり、一般人の平均値である22.2とあまり大きな差はない。それでは、なぜ出せるパワーに圧倒的な差があるかというと、筋肉の質(ミトコンドリアや毛細血管の発達度合)はもとより、そもそも筋肉量が違うからだ。
一流ロード・レーサーと一般人で決定的に違うのは、体脂肪率だ。一般人の体脂肪率は標準が15〜20%程度であるのに対し、一流ロード・レーサーは4〜6%程度といわれている。BMIの数値は近くてもその中身(体の構成)はかなり違っているといえる。
日本人の平均身長(172.1cm)をもとにした一流ロード・レーサーの筋肉量と脂肪量の推定値と一般人のデータを比較したデータ*によると、一流ロード選手の方が筋肉量が5.7sも多い一方で、体脂肪量は-8.4sも少ない。
*データ引用元サイトURL→REAL TRIATHLON
http://www.geocities.jp/resultri/crankcho/physique.html
つまり一流ロード・レーサーは、体脂肪を極限近くまで落としつつ、推進力を生み出す体幹・お尻・ふともも周辺を中心に筋肉を増量させることで、大きなパワー・ウェイトレシオを生み出しているといえる。
手っ取り早くパワー・ウェイト・レシオを上げる方法は、ダイエットで脂肪を減らすことだが、同時並行で推進力を生み出す部位の筋肉量を増やすことが、もっと速くなるためには必要になる。
一流ロード・レーサーの平均値と現在の数値を比較可能なシート(Excel)を作成した。現在の自分の体の構成が一流選手とどう違っているかを、一度確認してみてはどうだろうか?
【一流ロード・レース選手平均値と現在の比較シート】→
リンク
注:体格には個人差が大きいのであくまで参考値
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数字だけでなく感覚もあわせて練習するとパフォーマンス向上につながることが多い
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