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速くなるためのヒント         

もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。


◆少なくとも週に1度は自分の能力の最大限まで追い込む 2011.10.11
参考文献:E・ボリセヴィチ著・『勝つための自転車レーステクニック』・P250〜251・並木書房

レースで勝つのは、最良のコンディションであってもひじょうに苦しいので、よほど集中し勝利への執着がなければ優勝はできない。ロードレースでは、優勝した選手の方がその他の選手よりも疲労困憊しているケースが多いが、それは自分の力を100%出し切っている証拠だ。多くの選手は自分の全力の70〜80%までは呼び出せるが、100%まで絞り出せる人は少ない。しかしトレーニングでこのレベルを高めることはできる。

今の自分の力の100%を超えて引き出せるようになるには、少なくとも週に1度は自分の能力の最大限まで追い込むことだ。例えば決まった曜日に2分(無酸素運動容量)や5分(VO2max)のインターバルで自分の限界に挑戦することで、肉体と精神を両方鍛えられる。これはある意味「苦痛閾値」を上げる練習と言えるが、そう簡単には上がるものではないので、継続的に取り組んでおけば大きなアドバンテージになる。

もしレースのパワーデータがあれば、レースの勝負がかかった一番厳しい局面のパワー・レベル(持続時間・パワー水準・パワーの出し方<トルクとケイデンスの組み合わせ>など)を調べ、それを練習で再現してみるとひじょうに効果的だ。というのも、レースで勝負がかかる局面というのは、まさに自分の能力を限界まで振り絞る局面だからだ。

プロのブログで合宿でインターバル・トレーニングをしている時などは、
「息を吸えている感覚がある内は追い込みが足りない」
「苦しくなってからさらに追い込む」
「酸欠で頭が真っ白になる」
「チームのみんなが坂の途中で吐きまくっている」
といった記事が掲載されることもあり、そのすさまじいばかりの追い込みぶりが伺い知れる



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