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速くなるためのヒント
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もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。
◆筋持久力インターバル
2012.03.11
参考URL:biketrainingtips.com・『Muscle Endurance Intervals 』
http://www.biketrainingtips.com/2012/02/great-training-sessions-10-muscle.html
参考文献:ハンター・アレン アンドリュー・コーガン博士共著・『パワー トレーニング バイブル』・P117, 118
OVERLANDER株式会社
L3(テンポ走)での練習は、LSDを含むL2やFTPの刺激効果が高いL4などと較べるとやや地味かも知れないが、ロード・レースの地力を養成する上で重要なトレーニング・ゾーンのひとつだ。パワー・トレーニング・バイブルの中でも「限られた時間のなかで、筋持久力を高めたいと思っているのであれば、このレベルでの練習が有効です」と説明されている。今回はbiketrainingtips.comより、L3を中心にした「筋持久力インターバル」を紹介する。
この練習メニューは、体にガツンと強い負荷をかけるのではなく、「じわじわと累積する疲労に耐える力」と「そこからの回復力」の養成に重点を置いたものだ。ある意味、大人気の練習メニューである「
LTインターバル
」に少し似ている。
LTインターバルとの違いは、インターバルの時間はより長く、回復走の時間はより短い点だ。その一方で、インターバルと回復走の負荷はLTインターバルよりも軽いので、時間設定の厳しさを負荷設定の軽さで相殺するような設定となっている。
■筋持久力インターバル:1~3時間
1.ウォーミング・アップ後、1~2時間L2で耐久走を行う。
2.L3の上限(FTPの90%付近)で15分維持のインターバルを4本行う。
3.インターバル間は3分間の回復走を挟む(楽なペースで流す)。
■注意事項
・時間がない場合は耐久走は行わなくてもよいが、「レース用の持久力強化」には耐久走を行った方がより効果が高い。
・耐久走の間にはしっかり補給食を摂ることが重要。そうすればメイン・メニューに十分なエネルギーをもって臨めるので、練習の質を高く保てるだろう。
・ケイデンスはいつも通りでOK。
・練習場所は特に選ばない(上りでも平坦でも可)。
・パワー・レベルを厳密に守る必要はないので、ジムのバイクで行ってもよい。
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