じてトレ
は、
自転車
トレーニングサポート専用サイトです。
本文へスキップ
速くなるためのヒント
ツイート
もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。
◆エコノミーはLT同様に練習でかなり高めることができる
2012.02.16
参考文献:Joe Friel著・『THE CYCLIST'S TRAINING BIBLE』・P30~31・velopress
ロード・レースは勝負どころまでいかにエネルギーを温存できるかが重要になるので、燃費効率(エコノミー)が高いことは大きなアドバンテージとなる。体力を高める練習に比べてエコノミーを改善する練習はあまり重要でないように思えるかも知れないが、実はエコノミーはLT同様に練習でかなり高めることができ、レースでのパフォーマンスにも大きく影響する。また初心者ほどエコノミーの改善余地が大きいと考えられる。その意味で「エコノミーを高めるための練習」は、「体力を高めるための練習」と同様にシーズンを通して力を入れて取り組むだけの価値がある練習といえるだろう。それでは、どのような場合にエコノミーが高くなるのだろうか。
『THE CYCLIST'S TRAINING BIBLE』によると研究の結果、以下のような場合にエコノミーが高くなることがわかっているという。
【エコノミーが高くなる場合】
1.遅筋繊維の比率が高い(先天的な素質が大きい)
2.体重が軽い(体重と身長の関係)
3.精神的ストレスが少ない
4.機材の重量が軽く空力に優れる
5.ライディング・フォームが空力に優れる(身体の前方投影面積が小さい)
6.エネルギーを浪費するようなムダな動きが少ない
疲労は、普段使わない筋肉が負荷に対応するために動員される原因になるのでエコノミーに悪影響を与える。レース前に疲労を抜いたほうがよい理由の一つがこれだ。レースの終盤で「ペダリングやハンドリング・スキルが雑になっている」と感じる時があるかも知れないが、これは疲労でエコノミーが低下している状況といえる。レースが長くなればなるほど、エコノミーは順位に大きく影響するだろう。
それではエコノミーを高めるにはどうすればよいのだろう。上記の中では、5と6が練習によって改善できる点だろう。6は、ペダリングでのムダを省くことが重点課題になると思われるが、『THE CYCLIST'S TRAINING BIBLE』の著者であるジョー・フリール氏は「冬の間の数か月間ペダリングのドリルに取り組み、シーズンを通してもペダリング・スキルの改善に力を入れること」を奨めている。
【広告】
関連記事→
エコノミーを高めるローラー用・練習メニュー
レッグ・スピード・ドリル
冬の高回転ペダリング練がレースで重いギアを高速で回す能力の養成につながる
ローラー用・片足スプリント練習メニュー
TVを見ながら用・片足ペダリングの練習メニュー
短時間しか走れない時の効率的な練習内容
高強度トレーニング前に有酸素運動能力を十分に高めておいてほうがよい理由
←次の記事を読む
前の記事を読む→
インターバル・トレーニング前の短時間で効果的なウォーミング・アップ方法
<本件記事の参考文献>
TOP PAGE
パワートレーニングバイブル
おすすめブログ
速くなるためのヒント
レース役立ち情報
パワー トレーニング情報
ダイエット方法
メルマガ登録
サービスリリース予定
運営会社
お問い合わせ
管理人ブログ
掲示板(相談室)
サイクリストトレーニングバイブル
免責事項
このページの先頭へ
ナビゲーション
top page
トップページ
パワトレサポートツール
トップページ
ダイエットのツボ
トップページ
おすすめグッズ
トップページ
トレーニング関連書籍
google サイト内検索
人気コンテンツランキング
1位 速くなるためのヒント
2位 おすすめブログ
3位 機材リンク集
4位 おすすめ動画
5位 トレーニング・メニュー
6位 初心者のためのヒント
7位 パワトレBLOG
8位 パワトレ情報
9位 ブログレビュー
10位 ダイエット情報
バナースペース
パワー トレーニング バイブル
サイクリスト トレーニング バイブル
運営会社
OVERLANDER株式会社
〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6階
CROSS COOP内
TEL.03-5361-8639
FAX.03-6856-3385