じてトレは、自転車トレーニングサポート専用サイトです。
本文へスキップ

速くなるためのヒント         

もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。

◆一流プロと体組成を比較 リーヴァイ・ライプハイマー 2012.02.05
参考URL:ウィキペディア・「リーヴァイ・ライプハイマー」→リンク(日本語) リンク(英語)
     ウィキペディア・「アルベルタ・コンタドール」→リンク日本語
     ウィキペディア・「テイラー・フィニー」→リンク(日本語)
     REAL TRIATHLON・http://www.geocities.jp/resultri/crankcho/physique.html
     LIVESTRONG MODERATELY.さん・『歴史に残るフォーム』
     http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2012/02/leipheimer.html
     cyclowired.jp・『ライプハイマーが個人TTで他を圧倒』
     http://www.cyclowired.jp/?q=node/76253
     YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=4icOTrcoymw
          http://www.youtube.com/watch?v=iRcUGVapDps
          http://www.youtube.com/watch?v=XmrpboIGNF4

一流プロとの体組成比較シリーズの第7弾、今回は先日行われたTour de San Luis において得意の個人TTで他を圧倒しコンタドール・ニーバリ・ボーネンといった強豪選手を抑えて総合優勝したリーヴァイ・ライプハイマー(Levi Leipheimer)との体組成比較シートを紹介する。

以下のExcelシートに身長・体重・体脂肪率を入力すると、入力身長と同数値で換算したライプハイマーの体組成と比較できる(ライプハイマーの体脂肪率は不明であるためトップ選手の平均値5%を使用・また体組成を精緻に比較するには筋肉量や骨重量データが必要になるのであくまで参考値)。



【ライプハイマーとの体組成比較シート】リンク



ライプハイマーの特徴は、身長が168㎝(ウィキペディア英語版の数値を使用)と欧州プロ・ロードレーサーの平均身長180.22㎝よりも約12㎝も低く、日本人トップ選手の平均身長171.3㎝よりも約3㎝低い点だ。BMIは22.0とロードレーサーの平均値21.3よりも0.7高い。ライプハイマーは山岳ステージや個人TTを得意とするステージ・レース向けのオール・ラウンダーだが、どちらかというとアームストロング(BMI22.7)に似た筋肉質な体型といえる。体重は62㎏であり、日本人としては比較的親近感がわきやすい体型といえそうだ。

ヒルクライムと個人TTを得意とするオールラウンダーで、ライプハイマーと比較的脚質が似ていると思われる現役選手の代表として、アルベルタ・コンタドールと比べてみると、その体格はかなり違う。体重はコンタドールもライプハイマーも同じ62㎏だが、コンタドールの身長は176㎝もあり(ライプハイマーよりも8㎝も高い)、BMIは20.0とライプハイマー比で-2.0も低く「クライマー体型」に近い。同じような脚質でもオールラウンダーの場合は、身長・体重にさまざまな組み合わせがありえることが伺える。


ライプハイマーで印象的なのは、TT時のポジションだろう。独特の身体的特徴を活かしたエアロポジションについてLIVESTRONG MODERATELY.さんが詳細な分析をされており、ひじょうに興味深い。

LIVESTRONG MODERATELY.さん・『歴史に残るフォーム』リンク



最後にライプハイマーの動画を3つYouTubeより紹介する。

以下の動画は2010年に投稿されたライプハイマーのキャリアのハイライト集で、さまざまなレースでのライプハイマーの走りを見ることができる。

【Levi Leipheimer Career Highlights】




次に紹介する動画は、2010年USプロTTでのライプハイマー(とテイラー・フィニー)のウォーミング・アップ時のものだ。独特なエアロダイナミクスを意識したTTフォームを確かめるような姿が印象的だ。右横のテイラー・フィニーも世界選手権U23部門個人TTで優勝するなどTTを得意とする選手だが、ライプハイマーのフォームと見比べると、ライプハイマーのほうが肘の幅がより狭く、前傾姿勢がきついように見える。

【2010 US Pro TT - Levi and Taylor Warming Up】




最後に紹介する動画は、ライプハイマーの公道でのタイム・トライアルの練習風景を後方より撮影したものだ。場所によって荒れた路面をものともせずに、力強くペダリングし続ける姿が印象的だ。

【Levi Leipheimer Time Trial Training】




【広告】



関連記事→一流プロと体組成を比較 ファビアン・カンチェラーラ
     一流プロと体組成を比較 マーク・カベンディッシュ
     一流プロと体組成を比較 ランス・アームストロング
     一流プロと体組成を比較 マルコ・パンターニ
     一流プロと体組成を比較 新城幸也選手
     一流ロード選手は一般人よりも筋肉量が多く脂肪量が少ない
     平坦路では高速になるほど重いことが不利でなくなる

フォース・レップス(坂での筋トレメニュー)←次の記事を読む
前の記事を読む→レースでパフォーマンスを上げるためのコツ



TOP PAGE パワートレーニングバイブル おすすめブログ 速くなるためのヒント レース役立ち情報 パワー トレーニング情報 ダイエット方法 メルマガ登録 サービスリリース予定 運営会社 お問い合わせ 管理人ブログ 掲示板(相談室) サイクリストトレーニングバイブル 免責事項
無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS



じてトレ新サイトのご案内

 運営会社

OVERLANDER株式会社

〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6階
CROSS COOP内
TEL.03-5361-8639
FAX.03-6856-3385