じてトレは、自転車トレーニングサポート専用サイトです。
本文へスキップ

速くなるためのヒント         

もっと速くなるためのトレーニング方法のヒントを国内外の本・雑誌・ブログ・論文などから(ほぼ)毎日紹介します。

◆LSDの効果が出ているかを簡単にチェックする方法 2011.11.26
参考URL:Joe Friel・『Base Intensity Question』
     http://www.joefrielsblog.com/2011/11/base-intensity-question.html
参考文献:北見裕史さん・「ローラー台を使った基礎トレーニング」・『CYCLE SPORTS(年月号不明)』
     P56・八重洲出版

オフ明けはプロを始めとするトップ選手はLSDからベースを作り直すことが多い。LSDの効果はひじょうに広範多岐にわたるが、その中でも特に重要なのが「心臓が1拍あたりに送り出す血液量(1回拍出量)」を増やす効果がある点だ。

「1回拍出量」が多いか少ないかは「心臓の大きさ」と表現されこともある。この値が大きいほど心臓は少ない回数で同じ量の血液を送り出せるので、心臓への負担が少なくなる。この「心臓の大きさ」は、1年間高いレベルで走り切るためにはひじょうに重要になるので、トップレベルの選手の多くが、冬の期間・長時間にわたって低強度で実走するLSDを徹底的に行う。2か月程度しっかり乗り込めば、かなり「心臓が大きくなる」。

LSDは低強度で淡々と乗り込む練習で、目に見えた成果が確認しにくいという欠点があると言われているが、実はその効果が出ているかを簡単にチェックする方法がある。それは、パワーや速度に対する心拍数の比率を計算することだ。具体的には、LSD中の「平均パワー」か「平均速度」を「平均心拍数」で割る。この数字がLSDを行っている期間中少しずつ上昇していけばLSDの効果が出ているとわかる。

(例)
LSD開始当初:平均パワー129W・平均心拍数122bpm・平均パワー/平均心拍1.06
LSD開始2か月後:平均パワー145・平均心拍数114bpm・平均パワー/平均心拍1.27 ← +0.21の改善



【広告】



一流プロとの体組成を比較 マルコ・パンターニ←次の記事を読む
前の記事を読む→重曹は短時間高強度のパフォーマンス改善に高い効果がある


TOP PAGE パワートレーニングバイブル おすすめブログ 速くなるためのヒント レース役立ち情報 パワー トレーニング情報 ダイエット方法 メルマガ登録 サービスリリース予定 運営会社 お問い合わせ 管理人ブログ 掲示板(相談室) サイクリストトレーニングバイブル 免責事項
無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS



じてトレ新サイトのご案内

 運営会社

OVERLANDER株式会社

〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6階
CROSS COOP内
TEL.03-5361-8639
FAX.03-6856-3385