じてトレ
は、
自転車
トレーニングサポート専用サイトです。
本文へスキップ
初心者ロードレーサーのためのヒント
ツイート
ロードレーサー初心者のかた向けに、すこしずつレベルアップするためのヒントをわかりやすく紹介します。
◆VO2maxは全身持久力を表すとても重要な指標
2011.12.06
自転車のトレーニングに関する情報を見ていると時々VO2max(ブイ・オーツ―・マックス、正式にはブイドット・オーツ―・マックス)という言葉が書かれています。この言葉もLT(乳酸閾値)と同じように、日常生活ではまず使わないのでピンとこないかと思います。VO2maxは日本語に訳すと「最大酸素摂取量」になります。このVO2maxは、じつは「LT」と同じようにロード・レーサーにとってとても重要な指標です。なにがそんなに重要なのでしょうか?
それはこの数字が高ければ高いほど全身持久力が高いと考えられるからです。
「全身持久力」とひとことでいっても、体の中のさまざまな機能が関わっています。その中でも特に重要なのは「心臓や呼吸機能」「筋肉の酸素消費能力」といったものですが、VO2maxはこういったものを総合的に見ることができる指標なのです。VO2maxが高ければ高いほど、粘り強さやスタミナのレベルが高いと判断できます。
人間は運動するときに、呼吸で取り入れた酸素を全身に送ってエネルギーを生み出します。つまり酸素を「体内に取り込んで」「全身に送って」「使う」能力が高ければ高いほどたくさんのエネルギーを生み出せるわけです。
それでは、そもそも「VO2maxとは何か?」を説明しましょう。
VO2maxとは、運動中に呼吸によって体内に取り入れることができる酸素の最大容量を、単位時間あたり(1分間あたり)、単位重量あたり(体重1sあたり)、どれだけの量(ml・ミリリットル)の酸素を取り入れることができたかで表したものです。言いかえれば、VO2maxが高ければ高いほど「体重1kgあたりで1分間あたりに使える酸素量が多い=生み出せるエネルギー量が多い=より速く走れる」というわけです。
一般トレーニングをしていない人であれば、VO2maxの値は、20歳代の男性の平均で40ml/kg/分程度です。しかし一流のロード・レーサーになると、なんと75ml/kg/分(!!)にもなります。
またこのVO2maxでの運動強度はかなりきついのですが、3〜8分程度は維持できます。じつはこの強度は、ロードレースで勝負がかかった時に踏ん張れるかどうか、勝敗を分ける決め手になることが多いので、そういった意味でもロード・レーサーにとってはとても重要な指標なのです。
関連記事→
限界まで鍛えたらFTPはどのレベルまで上がる可能性があるか?
インターバル・トレーニングはロード・レースに絶対効果的
パワー・メーターを使ったVO2maxの推定方法
ローラー用・アタックの練習メニュー
減量に成功すれば相対的なVO2maxは向上する
成人になってからはVO2maxよりもLTの方が上げやすい
ロード選手は、極めて高い有酸素パワーをもつことが要求される。
FTPとVO2maxについて(相談室)
【広告】
「メディオ」「ソリア」はトレーニング強度のこと
←次の記事を読む
前の記事を読む→
トレーニングと同じくらい回復も大事
TOP PAGE
パワートレーニングバイブル
おすすめブログ
速くなるためのヒント
レース役立ち情報
パワー トレーニング情報
ダイエット方法
メルマガ登録
サービスリリース予定
運営会社
お問い合わせ
管理人ブログ
掲示板(相談室)
サイクリストトレーニングバイブル
免責事項
このページの先頭へ
ナビゲーション
top page
トップページ
パワトレサポートツール
トップページ
ダイエットのツボ
トップページ
おすすめグッズ
トップページ
トレーニング関連書籍
google サイト内検索
人気コンテンツランキング
1位 速くなるためのヒント
2位 おすすめブログ
3位 機材リンク集
4位 おすすめ動画
5位 トレーニング・メニュー
6位 初心者のためのヒント
7位 パワトレBLOG
8位 パワトレ情報
9位 ブログレビュー
10位 ダイエット情報
バナースペース
パワー トレーニング バイブル
サイクリスト トレーニング バイブル
運営会社
OVERLANDER株式会社
〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6階
CROSS COOP内
TEL.03-5361-8639
FAX.03-6856-3385